動画なし・写真なし・イラストなし・どう伝える?

あ、私もこの事について書こう!!

ブログを書いている人なら、誰かのブログ記事を読み終わったとたん、私もコレ書こう!って思った経験あるんじゃないですか?三日前、勉強会仲間の【さおりん】こと白藤沙織さんの記事を読んで、私もそう思いました。興味があったら、その時のさおりんの記事を読んでみて下さいね。

この記事を読んでもらったら分かるんですけど、さおりんが記事を書いたきっかけは私のフェイスブックコメント。私のコメントを読んで、さおりんがブログを書いて、それを読んだ私がこのブログを書く。こういう連鎖が起きるからSNSって面白いんですよね~

私はブログを毎日書くところまではいけてません。が!今回みたいな交流があるから楽しくって、ユルユル続けることが出来てます。

同じような経験をしてるから共感する

きっかけのフェイスブックコメントはこちら。

さおりんの文章って、心に感じてる順番に沿ってるから、読みながらそうそうって言いそうになるよ(^^)

このコメントを読んで、さおりんは自分の文章の書き方の特徴に気付いたみたいなんです。自分は文章を書くときに、物事が起こる順番を意識して書いてるって。そしてそれは、彼女の過去の経験→ソフトウェア開発会社でマニュアルを書く仕事からきてるって。

実は私も彼女と同じような仕事をしていた時期がありました。さおりんの文章に頷いたのは、自分にも同じような過去があったからなんですね。彼女のブログを読んだら、私にもマニュアルを書いていた時代の影響があると気づいて、書いてみたくなりました。

文字だけで伝えるとしたらどうする?

私がマニュアルを書いていたのは30年以上前の話。パソコンはおろかワープロも無くて、テ・ガ・キですよ、手書き! 出版するようなマニュアルじゃなく、一件のお客様専用マニュアル。なので、紙に手書きした原本をコピーしてお渡ししてました。

マ ニュアルって、その製品を使う人が操作する順番を頭に思い浮かべて書くんです。まずココを選んで、次にココを押してみたいな感じ。今なら操作画面のスク リーンショット一枚で済むものを、言葉にして伝えます。モチロンある程度は図も書き込むんですけど、ほとんどが文字。だから頭の中でひたすら想像するんです。お客様が操作している状況を頭の中に映して、その手の動きを一つ一つ順番に文字にしてゆく…

でもね、ただダラダラと文字を羅列するんじゃなくて、読み手が一呼吸する間も考えて改行したり、空白を作ったりする。自分が読み手になったつもりで、言葉が何の引っ掛かりも感じないで頭に入るように書いてゆく。

結局、お客様がどう感じてくれたのかを聞く機会はなかったんですけど、当時意識してた思いは今も体に染みついてます。

今、私が何かを投稿するとき、ブログでもフェイスブックでもツイッターでも、どんな写真を使おうかってすごく意識します。写真そのものから何かを伝えたいこともあるけれど、多くは写真を見てアレ?なんだろう?と興味を持ってもらいたいから。

た だ写真はあくまでも興味を持ってもらう入口。私が一番嬉しいのは、自分の思いをのせた言葉に共感してもらったり、教えてもらえて良かった!と喜んでもらえ たとき。書いてある言葉を理解しようと眉間にシワを寄せなくても、読み手の頭にすーっと入るような文章を書けたかなと思えたときです。

もしもココに動画もなく、写真もなく、イラストもないとしても、そう感じてもらうには…

一読者として自分の文章を読みながら、頭の中で場面を想像する。もしも違和感を感じたら、一行足したり、段落の順序を変えてみる。読み手の頭になることが大事なんじゃないのかな?

ま、出来ているかどうかは別として、一応そう意識しながら書いてます。

さおりんのブログを読んだら、シャープペンシルでせっせとマニュアルを書いていた遠い昔を思い出しました。時には若い頃を振り返るのもいいものですね。

最後に…急に懐かしくなって、マニュアルを書いていた当時の写真を一枚。右から二番目が私です。文字だけで伝えるには…ていう記事なのにね(笑)

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1959年千葉県生れ札幌育ち。事務員をするつもりで就職した会社でSE部門へ。精神と体を鍛えられつつ仕事の楽しさを知る。1986年、結婚を機に来た釧路で株式会社アシストを創業。以来 『仕事をもっと楽しくするには?』 に知恵を絞る。 2014年に 『葉子の部屋』 を、2015年に『つながり空間まめ』をアシスト内にオープン。テーブルを囲んでのお喋りから多くを学んだ子供時代の経験を仕事にも生かしたいと試行中。 絵を描くこと、モノを作ること、自然の中に体を放り込むことが好き。

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