kintone hive (キントーンハイブ)ってご存知ですか?
kintone hiveは知らなくても、kintoneという単語はテレビコマーシャルで聞いたことがあるかも知れませんね。kintoneは、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリが作れるクラウドサービスです。
で、kintone hive は何かというと…kintoneを導入したユーザーが活用のノウハウを披露して、他のユーザーと共有するライブイベント。
ちなみに「hive」は蜂の巣。kintoneの活用ノウハウとユーザーが蜂の巣のように集まることから来ているネーミングのようです。
来た舟には乗ります
今年、私はその kintone hive 札幌会場に登壇して、アシストの取組みを発表しました。
kintone hive を一度見に行きたいと思っていた私がいつの間にか登壇者の側になるなんて。人生、何が起きるか分かりません。
事の発端は忘れもしない2024年2月22日。とある展示会場でバッタリ会った取引先のKさんからの一言です。「浅野社長、kintone hiveにエントリーしませんか?」ってね。
いやいやいや、Kさん何を言うんですか。
「これから一年で一番忙しい年度末ですよ」
「人前でプレゼンなんて最苦手分野ですよ」
「そもそも披露するような使い方してません」
とっさに言い訳が3つも頭をよぎったのですが、少し時間が経つと来た船には乗ってみるか~と思い始めたワタクシ。
「エントリーしても審査通過するとは限らない」
「エントリーシートがどんな内容か知りたい」
「これは自社の使い方を整理する良い機会」
と考えて、開催を約二ケ月後に控えた札幌会場にエントリーすることにしたのです。
申込フォームに必要事項を入力して送信すると、エントリーした人しか入ることの出来ないkintone内のスペース(個室のようなもの)に招待されました。エントリー後のやり取りはすべてkintoneを使って行われる仕組みなのです。
「何これ!エントリーにもkintoneを使うのね。hiveに参加する前に他社の活用事例を見てるみたい。人生やっぱり来た舟には乗るのが楽しいわ~♪」
審査に通過するかどうかより、審査の過程や仕組みが分かることにワクワクして、エントリーシート作成がどんどん楽しくなりました。
エントリーシートに記入するのはざっと以下の内容です。
・会社の基本情報
・kintone導入前の課題
・kintone活用ノウハウ
・kintone活用後の効果
乗った舟は札幌行きでした
本人の予想を裏切って私のエントリーシートは採用され、2024年4月26日に札幌のクリエィティブスタジオに登壇する6組の中の一人に選ばれてしまいました。
選ばれた決め手は…kintoneの利用シーンが業務改善だけじゃなかったからかも。さらにアシストが高齢者ばかりの(笑)小さな会社という特色が審査員の目に留まったのかも知れません。
ここからは当日の様子を写真でご紹介。リハーサルがあるので本番開始の4時間半前に会場入りしました。
本日の会場😳既に脇汗💦#kintonehive pic.twitter.com/WRXG9BWECj
— 浅野葉子 (@karimeroyoko) April 26, 2024
↓私は友人に声かけてもらって少し緊張がほぐれました
kintoneユーザー企業の発表会場で、スピーカーの@karimeroyoko さん、見つけました。6人中6番目の登壇なので、17時過ぎの出番のようです。すでにインカムをつけて準備されてましたよ。
株式会社アシストさんの事例を発表されます。
思いっきり楽しんでねー。#kintonehive pic.twitter.com/05BcikiljB— 白藤沙織 歌と踊りとお芝居が生きがいのWebディレクター (@writersakko) April 26, 2024
話し始めれば持ち時間の17分があったいう間に経過。そこから聴衆による投票タイムへと移り…札幌会場のグランプリ「北海道・東北地区代表」には株式会社北斗型枠製作所の渡邊さんが選出されました!
そうです。「地区代表」ということは、各地区で選ばれた代表が一堂に会する全国大会 kintone AWARD (キントーンアワード)があるのです。
ちなみに上の写真で私の右にいる方は、kintone AWARD 2021でグランプリを受賞した帯広在住の今野 愛菜(こんの まな)さん。そんな凄い方が同じ道東にいることを kintone hive に参加してみて初めて知りました。
また、全国各地に kintone Café(キントーンカフェ)というkintone の勉強会コミュニティがあって、kintone の魅力や活用法を参加者同士で学びあったり教えあったりしていることも知りました。
kintone hive の登壇者に決まってプレゼン資料を作ったことは自社の課題やこれからを見つめ直す良い時間でした。
でも、それ以上に感じるのは…参加後に過去のhive資料を見て「こんな使い方がある!」と発見したり、hive で交流した方からの情報で自社のアプリを改良したり、「勉強会があるから参加しませんか?」と声をかけていただけるという広がり。
「プレゼンした」で終わらない、素晴らしさ、面白さが kintone hive にはある。登壇してから三ケ月以上も経ったいま、強く感じています。
あの日私に声をかけてくれたKさん、アシストに kintone を紹介してくれたもう一人のKさん、そして背中を押してくれた…あ、その人もKさんだ(笑) ありがとう。この場を借りてもう一度お礼を伝えさせて下さい。
そして、プレゼン資料を作るために写真を提供してくれたアシストのみんな、ありがとね!
これからも、お客様や自社の仕事がもっと楽しくなるように知恵を絞ります。
というワケで…kintone hive 当日ワタクシがどんな話をしたのか、興味がある方はアスキーさんの記事がありますので下記のリンクからどうぞ!↓
業務と老いの課題に向き合う 平均年齢57歳のシニアな会社がkintoneを使ったら?
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