kintone（キントーン）でバラバラな顧客情報が一つにまとまった！

「顧客情報管理はどうやってるの？」

私が同業者の会に参加していた頃、会のメンバーに何度もこう聞かれました。
顧客情報管理に困っている会社、意外に多いのかも知れませんね。

担当者にしか分からない情報・担当者にしか見えない情報

顧客情報は会社にとってイチバンの財産です。どんなにいいサービスや商品を持っていても、買って下さるお客様がいなければ会社は成り立ちませんから。

ところがその大事な顧客情報。担当者しか知らない、担当者のパソコンからしか見えない情報になっていませんか？実は…アシストがそうでした。

あ、誤解しないで下さいね。ウチの担当者が情報を隠しているんじゃないんですよ。情報を共有できる保管場所が決まってなかったから、担当者が各自工夫して情報を保管していたんです。

情報を共有できる保管場所を作れなかった最大の理由は…顧客情報の種類の多さでした。

・住所や電話番号
・担当者のお名前やメールアドレス
・購入していただいた機器の型式や機番
・リース契約情報
・保守契約情報
・機器の保証書のコピー

こういった固定的情報の他にも、クレーム内容・お客様を紹介をいただいた時の記録的情報など、顧客情報の種類は多岐にわたります。種類が異なる情報こうしたを一つの入れ物に保管するのって難しいんですよね。アシストではマイクロソフトのデーターベース管理ソフト「アクセス」を使って、私がちょっとしたプログラムを作っていたこともありましたが…専門的な知識が必要なので使い続けるのを断念しました。

その代わり使っていたのがエクセル。でもエクセルでは多岐にわたる顧客情報を一つにまとめるのが難しいです。すべての顧客情報をお客様ごとにまとめて保管出来たら、社内の誰もが好きなときに見ることが出来たらいいのに…とずっと思っていました。

１０年前、記録的情報はノートに手書き

とりあえずやってみよう！が出来るありがたさ

ある日、取引先から一つの提案がありました。サイボウズ社のkintone（キントーン）という業務改善アプリを体験してみませんか？というものです。以前から気になっていたkintone。アプリのデモンストレーションは、かつて釧路で一緒に仕事をしたことがあるＫさんがやってくれるという話。「久しぶりにＫさんに会いたいなぁ」という下心半分で体験してみることにしました。